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TamagoN:弟11殻

ヒュウウウウウウウウウウ・・・・・・・

生暖かい風が頬にあたるのを感じ目を覚ました、ゆずき。

ゆずきとは大吾の幼なじみで近所に住む女の子。


何故か体がフワフワすると思い、虚ろ眼で辺りを見回すと体は中に浮いていた。
焦りと恐怖で暴れ出そうとしたが、手足が縄でくくられ暴れることが出来なかった。

むしろこの時暴れずにすんでよかったと後で気がついた。

そこは屋上で、手すりに縄をくくられ、2m程垂れ下がった所に体を吊るされていた。

腰に巻かれた縄が食い込む。

吊るされている側の下一帯は木に覆われた小さな森になっており、なかなか発見される事はないであろう。

ゆずきにそこまでの考えはなかったであろうが、子供心に絶望感は感じていた。

なんでこんな事になったんだろう。涙が溢れたが恐ろしさで声は出なかった。

ジジ・・・・

ジジジ・・・・・


微かに小さな音が頭の上辺りから聞こえてくる。

風に音を持っていかれほとんど消え入りそうな音。

しかし、確かに聞こえる。

顔だけを上に向け音がなんなのかを見てみた。首が辛い。

ジジ・・・・

小さな音が確かに聞こえる。しかし、音の方向を見ても何もない・・・・・。

いや、手すりにくくられた縄に目を凝らしてみて見ると、少しずつではあるが縄がボロボロになっている。

それは時間をかけて腐敗していくように、少しずつ少しずつ朽ち果てる様がみてわかる。

まるで腐敗が加速するように・・・・・。

なぜ新しそうな縄が腐っているのか分からないが、このままじゃ落ちてしまう、そう思うと同時に悲鳴をあげていた。



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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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只今、共同小説交換物語『tamagon』連載中





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